AdultDex'99レポート

闘うテクニカルライター 清水 隆夫
Rev.2.0A By


毎年無くなる、無くなると言われ続けて久しい、裏COMDEX/FallともいえるAdultDexだが、1999年も無事(?)に開催された。
 PC WAVE誌が健在であれば、巻頭カラーでの掲載は間違いないのだが、この手の原稿を喜んで掲載してくれる雑誌もなく、仕方がないのでホームページでの公開という手段をとり、今は無きPC WAVE名物AdultDexレポート・ファンの方々へのCOMDEX土産とさせていただこう。

Gal1.jpg (26164 バイト) AdultDex'99の会場となったのは、1998年と同様の、Imperial Palace Hotelだ。このホテルはラスベガスのメインストリート、”ストリップ”に面しており、近くには、有名ホテルも沢山ある。
 COMDXE/Fall '99の第二会場ともいうべき、SECC(通称サンズ:Sans)からは、徒歩で10分ほどの距離となる。昨年までは、SECCからは裏通りを歩かねばならなかったが、今年からはVenetian Hotelがオープンし、SECCと合体したため、ここを通ることで、SECCからは直接ストリップへ出ることができるようになったので、少しだけ歩く距離が減ったのは、取材でへとへとになってしまった足には助かることしきりだ。
 AdultDexの入場料は、$8で例年と変わりはなかった。筆者は、ラスベガスへ到着して空港からホテルへ向かうタクシーで、事前に$1の割引券を入手していたので、$7で入場できた。
 COMDEX/Fallの期間中に、タクシーへ乗る機会があり、AdultDexでも冷やかしてみようという方は、運ちゃんへ「AdultDexのサービス券をくれ」と言えば、「お前も好き者だなぁ」と笑いながらくれるだろう。
 入場料を支払うとお馴染みのスケベスタンプ(OK)が手の甲へ押され、これで入場可能となる。

 今回のAdultDex'99では、同時開催としての催しとして、Cybernet EXPO(Adult Webmaster EVENTS)が開催されたこともあってか、会場はかなりの賑わいを見せていた。
 しかし、ブース自体は前回の1998年よりも少なめとなっており、更に1995〜97年に比べると、VideoCDやDVDなどの即売ブースばかりで、怪しいグッズを販売するブースが皆無となっており、少々寂しい展示となっている感じがした。

Gal2.jpg (20815 バイト) 逆にモデル(女性)の数は増えており、そういう意味では、会場が華やいでみえたのは、筆者だけではないだろう。
 むろん、コスチュームはかなりおとなしいものから、派手(というか露出度が過激)なものまで百花繚乱なのは嬉しい限りだ。


 
写真撮影は、基本的にOKだが、ブースによっては断るところもある。しかし、ここで役に立つのがCOMDXEのプレスバッジだ。1999年のプレスバッジは銀色だったが、これを首からぶら下げていると、どこのブースでも撮影がOKだし、モデル嬢も心得ており、笑顔のサービスやポーズもちゃんと決めてくれる。

 下の写真は、頼むと両手に花状態で、サービスしてくれるのだが、この両手の花嬢たち、下着を着けていないの(いわゆるノーパン)には、少々驚いてしまった。
(嬉しかったのはもちろんだが、更に金髪嬢はシェイブド!いやはやなんとも過激だ〜(^o^)〜)

Wmw.jpg (22975 バイト) AdultDexの毎年の楽しみの一つに、景品のサービスがある。
COMDXEの景品にくらべて、長い行列に並ばなくても入手できるし、Tシャツにいたっては、モデル嬢(むろんAdult Videoの主演女優だ)のサインまでしてくれるという、過剰サービスだ。
 これは、即売している商品を買わなくてもいいし、買った場合には、さらなる追加サービスも待っているという、至れり尽せり状態だ。

 また、他のブースでも、各種の景品を配っており、キーホルダー、ボールペンは、もちろんのこと、ゴルフボールや、果てはコンドーム(1個づつ紙マッチのようなパッケージになっているのだが、7色あるようだ)まで無料でくれるのだ。
 (ちなみに、サイズはアメリカンサイズなのは言うまでもない!)

 この景品の一部は、筆者がCOMDXE/Fall '99レポートを執筆した、技術評論社のMobile PRESS誌2000年冬号と、おなじく技術評論社のSoftware Design誌2000年1月号の読者プレゼンとして、紛れ込んでいるので、両誌のプレゼントへ申し込んでゲットされた方もいるだろう。(いわゆるスカともいう大当たりだ。)
 当選された方は、きっとこのミレニアムには、いいこともあるのではないかと思うが、運を使い果たしたとも考えられるので、期待は禁物だ。もっとも、編集部の方で好ましくないという公の大義名分で、個人的な没収になってしまった可能性もあるが・・・ちなみにコンドームは提供無し。(理由は↑or↓?)

Gals2.jpg (23891 バイト) 殆どのブースにいる女性の愛想は、大変によくて、あちらから声をかけてきてくれる。「日本からきたスケベさん、私が主演しているVideoCDを買っていってよ」、「あら、プレスの人なの!?」、「じゃぁ、これあげるから、日本でうんと宣伝してね!」てな、具合だ。

 ちゅうことで、サンプルでもらったVideoCDには
、確かに彼女の熱演が多数、収録されていた。しかし、このサンプルCDは・・・・・その場面ばっかりが、オムニバス風に沢山はいっている・・・・・しかも、彼女ばっかが登場するという、スッげーのもらってきてしまった(^o^;

Box.jpg (20533 バイト) 左の写真は、モデル嬢や、Adult Video業界で使用済みとなった、下着の即売でダンボール箱に無造作に入れてあった。また、日本でいうところの、福袋に相当する袋も売られており、この中には、各種CDや下着が詰まっているとのことだった。
 まぁ、下着収集の趣味は、筆者にはないし、妻への土産にはサイズが絶対オーバーサイズなのは、想像するまでもないので、これは遠慮した。

各ブースで販売されているVideo類だが、今回はかなりのDVDが見られた。全体の1/5程度だろうか、しかし、まだまだVideoCDが圧倒的に多く、一部にはVHSテープも売られていた。
 また、DVDはオリジナルソース物が少なく、殆どがVHSテープから落としたものなので、画質は良くなく、価格も$20/1枚程度なので、むしろ同じタイトルであれば、$8/1枚のVideoCDの方がお徳だろう。

 もちろん、一括購入割引もあり、VideoCDならば3枚で$20となり、DVDの場合は3枚で$50、4枚で$60となる。

Gals4.jpg (21085 バイト) ちなみに、仏齋老師から「日本の裏VideoのDVD版を探して来い」とのお達しがあったのだが、さすがにこれは探し出せなかった。

 VideoCDならば何枚か日本物があったのだが、これも再生してみると音声は北京語と英語で、画像だけが日本物という極物だった。

 また、DVDでは、東洋物だったので、恐らく日本物だろうと思ったのだが、なんとこれが香港物だった。むろん、音声は広東語と英語で、このDVDの宣伝収録されていたのが、なん
と日本物だった。仏齋老師、残念でした。

Gals3.jpg (18193 バイト) しかし、AdultDexの客は日本人も多いのだから、日本物を用意しておけば、それなりの販売数が期待できると思うのだが・・・
 ちなみに、このアジア物は怪しい中国人のブースで販売していた。

 また、ラスベガス市内のいわゆる、ストリップ劇場や、その手のクラブなどのガイドを行っているブースも出展しており、ここでは、市内のアダルト関係の観光案内も行っている。
 ラスベガスのメインストリート、ストリップの路上で、チラシを配っている(これは違法行為)のをもらった方もいると思うが、この案内ブースでも同じものが、合法的に配られていると思えばよいだろう。


H_cup.jpg (18515 バイト) このモデル嬢の胸に注目!

なんとHカップは有にある。
シリコン・サイバーおっぱいだ!。

 大柄の体をしているので、ひょっとしてトランスかな?と思ったのだが、れっきとした女性だった m(__)m
 実は、写真をとったら彼女の方から話しかけてきたので判明したのだが、「グレートなおっぱいだね!」と言ったら、曰く「子供はシリコン味のミルクで育てるのよ!」だと・・・・(^ ^;

 あっけらかんとしているところが、なんともアメリカンなのである。


Toy1.jpg (23109 バイト) 今回のAdultDex'99で、唯一のPCハードを扱っていたのが、左の写真で紹介しているブースだ。

 なんと、DIGITAL SEXSATIONS という、怪しげなブラックBOXで、
The Ultimate Advance in Personal Gratification というキャッチで、とにかく IT IS REAL! なんだそうだ。

Toy2.jpg (20476 バイト) The Feeling Doesn't Seem Realで、Send and Receive Sexsations over the internet along with

Live Chat、Real Video、Erotic Stories だとのことだ。

Toy3.jpg (18772 バイト) で、実際にモデル嬢がお試ししているのだが、これが隣のアナウンサー嬢との掛け合いで、なんともリアルなこと・・・・ (^^;

詳しくは、
http://www.digitalsexsations.com/
を参照されたい。

 今回のAdultDex'99も、なんとか開催されたが、2000年は一体どうなるのだろうか? 出展しているブースの業者は、客が少ないので儲からないとぼやいているのだが、その割には結構盛況な様子だった。
 
Gals1.jpg (9963 バイト) Gal3.jpg (13215 バイト)
 会場内に設置されたバーでは飲み物もある

彼女、暇そうなのだが、しかし・・・・・  


 今回は、筆者も暇そうにしているモデル嬢でも夕飯に誘ってみようと、ダメ元でやってみたが、これがビンゴ!ホテルのスロットマシンよりも数段確率良くヒット!

 そういえば、今回はスロットも出たなぁ!\(^o^)/

 というわけで、次回のAdultDex2000での再会を約束して、また会う日まで・・
 
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