Soft Focus 【幻の「PC WAVE」5月号より】
ソフトウェアによるDVDビデオ再生
カノープス WinDVD InterVideo

清水 隆夫

カノープスより、米国InterVideo社開発のソフトウェアDVDビデオデコード再生による「WinDVD InterVideo」の日本語版が販売された。画像にこだわるカノープスからのDVDビデオプレイヤーを早速試用してみた。

使用環境のハードルは若干高めだが
画面1:WinDVDのオープニング画面(800x600表示)
 WinDVDは、ソフトウェアによるDVDデコードを行う関係から、動作環境のハードルがハードウェアデコードに比べると、若干高めであるが、昨今では特に問題とはならないだろう。Pentium U(Cerelon可)350MHz以上と2倍速の第二世代DVDドライブ、メモリ32MB以上であれば使用可能だ。

 今回、筆者の評価用PCとしては、Celeron 300AをMSIのMicroATXマザーボードM6147で使用した。MS-6147には、ATI 3D Rage Pro(8MBメモリ)がオンボード搭載されており、これにメインメモリ128MB(SDRAM、CL2)とパイオニア製DVDドライブ(ATAPI)という、現在では標準的なシステムで試用してみた。ちなみに、CPUクロックは、ベースクロックをBIOSで83MHzとし、373MHzで使用した。


セットアップも簡単で高画質だ

 セットアップは至って簡単で、DirectXのインストールも同時に行われる。これは、WinDVDがグラフィックチップのサポートする、ハードウェアオーバレイ機能を用いてDVDビデオを表示するためであり、当然ながら、この機能のないグラフィックチップでは、WinDVDは使用できない。今回、試用したATI 3D Rage Proでは、幸いサポートされていたので、問題無くインストールが完了し、DVDビデオの再生が行えた。

画面2:DVDビデオをマウントすると、ソースに従ってワイド画面に変わる(1024x768表示)

 念のため、カノープスのPWR128P/4VCでも試してみたが、やはり画質はこちらの方が高く、相性はさすがに良かった。常用しているハードウェア再生環境と比べてみても、小間落ちなどは全くみられなかった。自分のグラフィックカードのチップが、WinDVDでサポートされているならば、手軽で高画質のDVDビデオが楽しめるわけだ。


コントローラの操作性抜群だ

画面3:クローズドキャプション(字幕)表示も完璧にサポートしている

 従来のソフトデコードDVDビデオプレイヤーに見られるような、操作性のレスポンスが悪かったり、専用プレイヤーでは可能な操作ができないといったようなこともなく、快適にビデオ鑑賞や操作ができるのも特筆に価する。少なくとも、常用するハードウェア再生環境と比べても、WinDVDの操作性のほうが勝っている。

画面4:ワイド画面表示では上下が切られて表示されるが、専用プレイヤーでも同じだ(1024x768表示)画面5:フル画面表示でも小間落ちすることなく表示されるのには感心する(800x600表示)

 設定に関しても、インストールされたデフォルトで特に問題はない。ちなみに、リージョンコードは5回まで変更可能なので、ハードデコードは日本用、WinDVDは米国用として使うことも可能だ。この場合、第三世代に多くみられるフェーズ2のDVDドライブでは、ドライブ自体にリージョンコードを設定しなければならないので、第二世代でフェーズ1のDVDドライブがWinDVDには最適だろう。

【参考URL】http://www.canopus.co.jp/

◎WinDVD InterVideo
 MS Windows 95/98用
 価格:7800円(日本語版)

 問合せ先:カノープス
 TEL:078-992-6830
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