PartitionMagic 4.0は、本誌4月号でご紹介した、POWER
QUEST社のWindows NT/NetWare用のパーティション操作ツール「ServerMgagic 2.0」のWindows
95/98/NT(Workstation)用だと考えればよいだろう。機能的にはまったく同じものが提供されており、ServerMagicでは動作環境がWindows
NT Server(NetWareでも可能だが)に限定されているが、これがPartitionMagic
4.0ではWindows 95/98/NT Workstationとなっている。
また、ServerMagicではNetWareサーバでも動作可能なモジュールが提供されているが、PartitionMagic
4.0では、DOS(Windows 3.1を含む)環境で動作可能なものとなる。といっても、PartitionMagicの実際のパーティション操作はDOS上で行われており、Windowsからは設定パラメータをGUIで行い、そのパラメータをDOS上で作業するという巧妙な仕掛けとなっている。
これはServerMagicでも同様で、GUI上で設定されたパラメータをいったんリブートしてから、NTのブルー画面(起動時のテキストコンソール)でパーティション操作を行っている。PartitionMagicではこの動作が、リブートしてからDOSで行われるように設計されているだけだ。今回は試していないが、Windows
NT Workstationへインストールした場合は、ServerMagicとまったく同じ動作を行うものと思われる。
これら、DOS(Windows 3.1)、Windows 95、Windows 98、Windows NTのプラットフォームは、PartitionMagicのインストール時に自動検出され、それぞれのOSに合ったネイティブなPartitionMagicが自動インストールされる。
また、緊急用FD版のPartiotionMagicも生成されるので、なんらかの事故(とくにFAT32へのコンバージョンなど)で新規のパーティションへアクセスできなくなった場合でも、これを用いればDOSから起動可能なPartitionMagicが使用できるので、環境を復元することも可能だ。
パーティション操作に関しても、ServerMagicとまったく同じ機能を提供しており、新規作成が行えるパーティションは、FAT16、FAT16X、FAT32、FAT32X、NTFS、HPFS、Linux
Ext2、Linux Swapの各パーティションである。これらのパーティションのサイズ変更や移動、削除も可能であるのはいうまでもない。
また、パーティションのコンバージョンは、FAT16からFAT32、FAT16からHPFS、FAT16からNTFS、そしてFAT32からFAT16が可能で、FAT16とFAT32の間では相互の変換が行える。これ以外のパーティションへは一方通行であり、一度変換してしまうと元には戻れないので、注意する必要がある。
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