このように、新しいPartitionMagic
4.0は、8GBの容量制限を突破しただけでなく、10GB超の安価な大容量HDDを有効活用するためのマルチOS環境を誰もが簡単に使用できる統合ツールとして登場した。ただ単にWindowsのためだけに大容量HDDを用いるのはナンセンスであり、せっかくのフリースペースを持て余すことなく使い込むことを可能にするための、必要かつ十分なツール群を提供してくれているのだ。
HDDの大容量低価格化は、今後も加速度的に進行すると思われるが、PartitionMagicでは、旧版の8GB制限という、当時としては予測の甘かった仕様制限を今回は完全に撤廃し、現時点での最高容量である20GB以上のHDDでも問題なく使用できる設計となっている。今後登場してくるであろう20GB超のHDDでも使用可能なので、大容量化に備えるという意味でも安心だ。
さらに、OSのブートセレクタに自社製のBootMagicを採用したことにより、LinuxやBeOSといった最新のOS起動も問題なくこなせるようになったので、今後避けては通れないであろうWindows系OSからLinuxやBeOSへのOSパラダイムシフトへの対応も万全だ。
3月に米国で開催されたLinuxWorld Expoで、このPartitionMagicとCalderaのOpenLinux
2.0(β)のインストーラが見事に合体していると思われるデモンストレーションを見る機会を得た。
これは、OpenLinuxのインストールを行う際に、Windowsのパーティションを壊すことなくPartitionMagic(Linux版か?)が必要なLinuxパーティションを作成してくれるのだ。もちろん、必要であればWindowsのパーティションサイズも自動で変更してくれるし、OSの起動セレクタもインストールされる。もっとも、Linuxがデフォルト起動になるのは言うまでもない。
現時点でも、CalderaではOpenLinuxとPartitionMagicのバンドル販売を行っているので、統合されたOpenLinuxが登場するのは至極自然な成り行きである。OpenLinuxに限らず、他のLinuxやBeOSとの組み合わせも、PartitionMagicでは得意とするところなので、せっかくの大容量HDDをWindowsのデータ領域に使うだけではなく、他のOSのインストール領域にも活用してみるのが、今流のパワーユーザーではないだろうか。
【参考URL】
http://www.powerquest.com/
http://www.netjapan.co.jp/
http://www.caldera.com/
◎PartitionMagic 4.0日本語版
価格:1万5800円
問い合わせ先:ネットジャパン
TEL 03-3864-5210 |